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学校について、途中まで夏葵と教室へ向かったがクラスは違うので途中で別れた。
教室に入って自分の机に座る。はぁ…まじで泣ける。
朝は避けても、私の隣の席と右斜め前の席は6人の中の2人。毎日机に座る度に、私に救いはないのか、って思う。早く席替えしたい！！！
あの6人よりかは早く教室についていたようで、まだ2人はいない。
今のうちに1人を堪能しておこう。
そう思って自分のバックから本を取りだし、読み始めようと思ったタイミングで！！
その6人が教室に入ってきた。あー…私のおひとりタイムが…。
軽く絶望しつつも、本を読んで置けば話しかれられて気まずい空気になる事はないのでは！？と天才的な考えをしたので早速実践してみる。
横に座ってきても無視！本を読み続けろ！
『……』
チラチラと2人を監視しながら本を手に持つ。簡単に言えば…ほぼ読まないで2人を見てる。
無言で読み続ければ(監視し続ければ)やっぱり話しかけられることはなく、当たりが強い感じにもならない。
なんて最高な作戦を発見したんだろう。
そのまま読み続けてやろうと思って1度、ちゃんと本に目をやると、読んでいると思っていた本は
まさかの教科書。
周りの2人を気にしすぎて本を気にしていなかったのはあるが…まさか教科書だなんて思っていなかった。
『え。』
すぐに本を取り替えようとした時に、隣の席のブルーク君に声をかけられた。
うぁぁぁ…凄い空回りしてる気がする。
br「なんで教科書なんか読んでんの？」
『……えっと…』
頭をフル回転させて言い訳を考えてる時、ふとブルーク君と目を合わせるとブルーク君の横に数字のようなものが表示…？浮いているのがわかった。
それと同時に頭の中にブルーク君の心の声…？らしきものが聞こえてきた。
(いや〜ん！必死に教科書読んでるAちゃん可愛いー！)
『…？？？？？』
…可愛い？この人が？ブルーク君が私のことを可愛いとか言っているのは想像がつかなすぎる。
それに横に数字…？が表示されているし。なんだなんだ…なにこれ。怖い怖い！
ブルーク ♡153
br「ねぇ。なんで読んでんのって聞いてんの。」
(今日、テストとかあったけな…？それにしても安定に可愛いーん！)
『…ぁ、あぁ…。テスト勉強、してなくて…』
聞こえてくる喋っている声と、心の中の声だと思われる声とのギャップが凄すぎて面白いを超えて怖い。
えっと…これって6人全員あるやつかな。
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ラべシワ - このお話好きです。皆塩たいようなのに裏には。ていうのが良いです。頑張ってください。 (1月24日 23時) (
レス) @page14 id: 8585bd908d (このIDを非表示/違反報告)
ビー玉(プロフ) - お話すごく面白いです！好きです！応援してます！ (1月6日 17時) (レス) id: 7a07f59bfb (このIDを非表示/違反報告)
らのら__ ??????(プロフ) - おりふら立ってますよ〜 (1月5日 17時) (レス) id: 3921b98651 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しょうが。 | 作成日時：2023年12月26日 15時
